ロケット教室に参加して初モデルロケットを飛ばしました
植松電機さんのペーパークラフトロケット
ちょっと前になるのですが今年の3月、息子さんがロケット教室というのに参加しました。
大学の先生が主催されているイベントで植松電機さんのペーパークラフトロケットを飛ばすものでした。
ペーパークラフトをまず作るところからやり、出来上がったロケットを大学のグラウンドで飛ばします。たくさんのお子さんが参加されていて、小学生のお子さんがほとんどでした。
立派なロケットエンジン(A型)を使って飛ばします。
これからロケットを飛ばします🚀 pic.twitter.com/GGYSYBqHVi
— とり子 (@siroitori0413) 2023年3月12日
▼ 植松電機さんのペーパークラフト
ペーパークラフト - 植松電機
息子さんが作ったのは「φ52低高度ロケット 22-02-N52B3F3」というもの。
今回のロケット教室ではもう一回り小さい型のロケットと2つのうちどちらにするか選ぶことができました。
ロケットのエンジンというのはこのようなものです。打ち上げた後家に持って帰ったものを撮影しています。
初ロケットは結構飛びました
シューという音と共に空にまっすぐ飛んでいく様は興奮します!
降りる時はパラシュートが開きふわふわと降りてきます。
結構飛ぶのと初速200kmとか言われていたので、飛ばす場所で許可もらわないといけないと思います。個人的に飛ばすのはちょっと難しそうですね。
ロケット教室は全国にあるようです
植松電機さんのペーパークラフトを使ったロケットを飛ばす教室、今全国にあるようです。
小中学生のお子さんを持つご興味のある方、お近くの教室を探されてみてはいかがでしょう。
植松社長のメッセージビデオも流れるのですがとても心を打たれ、特に不登校のお子さんのご家庭に見ていただきたいです。
▼ コチラから全国の教室を探せます
UEパートナーイベント情報 - 植松電機
計測器をつけて飛ばしたい、と思いますよね。
いろいろ計測器つけてとばしたいねえ…という話を息子さんとしていましたら、ロケット教室の先生が「やっていいですよ」と承諾してくださいました!
デバイス構成を考える
息子さんとロケットに搭載するモノについて考えました。
基本の構成
軽い方が良いので最初M5Stackシリーズでと思っていましたが、カメラも使いたい思いそうなるとやっぱりラズパイ(Raspberry Pi)かなということになりました。ラズパイの中でも一番小型のラズパイゼロ(Raspberry Pi Zero)を使用することにしました。
ラズパイゼロについては我が家にはRaspberry Pi Zero WHと Raspberry Pi Zero 2 W があるのですが、前者は別の開発に使ってしまっているので今回はRaspberry Pi Zero 2 Wを使うことにしました。これは割と最近発売されて買ったばかりのやつです。
【使用ラズパイ】
- Raspberry Pi Zero 2 W
【センサ類】
- 加速度
- GPS
- ラズパイカメラ
バッテリー
バッテリーは重たくならないよう軽量のラズパイゼロ用バッテリーを購入。結構良さそうです!
とある用途に軽くて小さく収まるバッテリーが欲しく、Raspberry Pi Zero用の専用バッテリーを購入! pic.twitter.com/BKiobjmJk6
— とり子 (@siroitori0413) 2023年4月16日
息子氏がこのバッテリーのライブラリいれてくれてバッテリー残量が確認できるようになりました。
— とり子 (@siroitori0413) 2023年4月19日
見てたら3分で5%減ったので、単純計算で1時間しかもたなそう。
しかもなにもしてない状態でこれなのでプログラム動かすとどれだけもつかなぁー🤔(今回の用途的には10分も持てば良し)OSはUbuntu Server pic.twitter.com/AXAuNU6t5P
ロケットエンジン
またロケットが若干重たくなるのでロケット教室の先生からのアドバイスでエンジンはもう一段階威力のあるB型を使用することにしました。
(そのとき購入した品番の商品ページがなくなっていました。下記の別の型になります。後編のブログ記事で書いてますが本当は下記のもののほうが良かったみたいです。)
絶賛開発中
今月末に打ち上げようと予約しているので今頑張って作っています。
最初OSはバッテリーをなるべく消耗しないようにと息子さんがUbuntu Serverを入れてみてたのですが、どうやってもカメラが起動できず…(具体的には「vcgencmd get_camera」したら「supported=1 detected=0」となりカメラ機能は有効であるものの接続カメラが検出できない)
息子さん調べていましたが解決できず、やむを得ずラズパイOSに変更しました。ラズパイOSだとカメラが認識できました。
息子さんは主にソフト側、私はロケットにラズパイをうまくおさめられるようなケースを設計しています。
バッテリーのPiSugarのサイトにバッテリーを含めたケースのSTLが公開されていたのでこれに手を加えて作ろうとしています。
PiSugar/model2 at master · PiSugar/PiSugar · GitHub
月末のロケット打ち上げに果たしてどこまでちゃんとできるのかな、OSも変わったし設計は難しいしまだ二転三転しそうな気がしています。
打ち上げしたらまたブログ書こうと思います。