カワリモノ息子の技術メモ的な~

カワリモノ息子とその母の技術メモ的な〜

学校が苦手な息子くんの作品とその母の作品、はたまた日常などいろいろを在宅エンジニア母が綴る

エンジニアカフェで3Dプリント造形物を磨いてきました

3Dプリンタの仕上がりを綺麗にしたい

 我が家にはFDM方式の3Dプリンタがあります。

 出力設定を変えてみたりフィラメントを変えたりすることで、綺麗に出力できたりはたまた汚くなってしまったり、なかなか調整が難しいですね。
 私は結構適当な性格なのでだいたいできてたら大丈夫〜というノリなのですが、実際に人の目に触れるようなことになったり人に渡すような場面になるともうちょっと綺麗に出したい。。。と思いますね。

 それもこれも近年ずっとステイホームだったので長い間は自分で作ったものを人に見せる時も動画や写真でしかなかったので良かったのですけど、近頃はオフラインで作品を見せることも増えてきたので「綺麗に出力したい」欲が強くなりました。外出用の洋服が買いたくなる気持ちとともに。

 ちなみに我が家の3Dプリンターは元々は息子くんが小学5年生の時(かれこれ3年半前)に欲しがってクリスマスプレゼントに買ったものです。
小5息子くんクリスマスプレゼントは憧れの3Dプリンタ - カワリモノ息子とその母の技術メモ的な〜
 最初の2年くらいは息子くんばかり使っていましたが、今では私も楽しくなり私のほうが使用頻度高くなりました。

3Dプリントを塗装するイベントに参加

 そんな中、エンジニアカフェで「3Dプリントして塗装しよう!」というイベントが開催されました。
 基本的にYouTube配信企画なのですが進行役はエンジニアカフェで尊敬する山田さんや鈴谷さんです。ちょうど時間も取れたので現地参加することにしました!
engineercafe.connpass.com

 3Dプリントして塗装!出力後に手を加えることでまたクオリティを上げられるなんてぜひ身につけたい技術だ!と思いました。

塗装ブース!

 こんなのがあるのか!ワクワクします。


今回の出力データ

 山田さんが設計・出力された「てるてる坊主」、人生ゲームのコマのサイズ感でした。可愛い!
 こちらのフィラメントはABSとのことでした。



磨く!磨く!

 イベント当日はまず磨くところからでした。頑張ります。

 磨くシートはこちらのものを使用しました。

 Amazon で調べましたらこちらの商品でした。

FDM方式3Dプリンター造形物その積層跡を、TuneD3を使って研磨することで、積層跡の無い鏡面にすることが可能です。
ABS/PLA樹脂成型品に対して、ご使用頂けます。

 と書いてあります。

 この中のシートを順番に使っていきます。荒削りしてから徐々に整えていくので必ず順番を守る必要があります。
 画像の下から順に「グリーンフィルム」「ピンクフィルム」「ブルーフィルム」「イエローフィルム」です。

 この磨くシートセットの最初に使用するべき一番荒い目のグリーンフィルムを取り出しました。これは手触り的に紙やすりの600番くらいだそうです。

 しかしもうちょっと荒いものから始めた方が良いかもという判断でこのセットではない紙やすりの400番を取り出してそれから磨くことになりました。

工程1:400番の紙やすり

 ガシガシガシと磨いていきます。YouTubeを見ていただければ削りカスの粉が落ちていくのがわかります。

 ちなみに画面左側で磨いてるのが私です。

工程2:グリーンフィルム

 次はセットに入っているグリーンフィルム(600番と思しき紙やすり)を使用して一生懸命磨きます。さらに表面が滑らかになっていきます。

工程3:ブルーフィルム(ピンクフィルム)

 ピンクフィルムとブルーフィルムはどちらかで良いのでは無いかということでブルーフィルムを使用しました。

 とここまでやった時に、水をつけて良いウエットタイプのものであることを知り水に濡らしながら磨き始めましたw
 前の工程のグリーンフィルムもウェットで使って良かったみたいです。

工程4:イエローフィルム

 これが最後のシートです。この工程をやると艶が出てきました!感動です!


磨き完了

 良い感じになりました!


▲ 左から順に研磨に使用したシートです。


 この画像比較はとてもわかりやすいですね!

次回、塗装

 なんと今回は磨くだけで終わりました。
 ひたすら磨くだけのYouTube配信、シュールですね。
 無心になれて楽しかったです。なんなら途中配信されていることも忘れて画面外で必死に磨いていましたw
 3D造形物の研磨、ある程度時間はかけないといけないですがツルツルになるととても気持ちが良いですし見た目に綺麗でテンション上がります。

 次回はとても気になる塗装。エンジニアカフェの塗装ブースというのを使ってみたいです。できたらまた現地参加したいと思います。

YouTube

 今回参加したイベントのひたすら研磨する配信は下記からアーカイブを見ることができます。

www.youtube.com