カワリモノ息子の技術メモ的な~

カワリモノ息子とその母の技術メモ的な〜

学校が苦手な息子くんの作品とその母の作品、はたまた日常などいろいろを在宅エンジニア母が綴る

『バンクシーって誰?展』に行ってきました

バンクシーって誰?展

 福岡市の福岡アジア美術館で開催されている(2022/12/17〜2023/3/26)『バンクシーって誰?展』に行ってきました。

 興味ありましたが夫さんには「まったく興味ない」と言われw、息子さんは「行ってもいいけど…(乗り気ではない)」というテンションだったので結局行かずじまいで終わるのかな〜と思いきや、実家の母が一緒に行こうと誘ってくれたので行くことができました。

 当日は息子さんも一緒にいく予定にしていましたが急遽行けなくなり結局母と私の2人で行くことになりました。まぁ女2人のほうが自由がきいて逆に良かったかも。息子さんは「用事が終わったらすぐに帰ろう」となるので。

 平日昼間でしたが並ばない程度にまあまあ人は入っていました。

展示内容

 バンクシーのことは私は「壁に落書きする人」という以上のことは知らなかったのですが、息子さんのほうがよく知ってて教えてもらって少し予習してから行くことができました。息子さん、ひきこもりながらネットで得た知識が豊富。。

 この美術展は一部を除き撮影OKだったので撮った写真を公開します。

 楽しかったのは、街並みが再現されていたところ。わたしこういった再現された展示が好きなのでわくわくしました。(そういう意味で、民族資料館とかも好きです。)

 下の写真は坂道の街並みですが実際の地面は平坦で斜めに建物が作られています。
 うちの母しかり年配のご婦人たちはここでふらついていたのが可笑しかったです。(バンクシー関係なくてごめんなさい)

 これは再現された偽物の象ですが、実際は本物の象にペインティングされたそうです。

 下の写真はバンクシーが建設したパレスチナとイスラエルの境目の「世界一眺めの悪い」と評判のホテルの再現。

 窓からはパレスチナとイスラエルを分断する壁が見えます。

 バンクシーの有名なエピソードは、1億5千万円でバンクシーの絵が落札されたのだが落札直後にシュレッダーでバラバラにしたという事件。バンクシーの「こんな絵を高値で買うなんてとんだ馬鹿だ」という思いが込められていたという話で、オークションへの批判がこめられていたそうです。

 これで感じたこと、自分がバンクシーの親だったら金額にはビビりつつも「それだけ認めてもらってるんだから素直にありがたく受け取りなさい!」って言うだろうなーと。

 うちの息子さんとバンクシーは似てませんが、共通点は評価を求めていない部分
 他人事のように思えませんでしたw

 でもうちの息子さんなら完成品であれば売ってくれと言われたらきっと売るだろうな。
 「お金出すからこういうものを作ってくれ」と言われて良い条件だされても本人のテンションが上がらないものだったら辞退するんですが。(私は条件良ければなんでも請け負ったらいいのにと思う派)

 息子さんは「バンクシーにSNSで連絡を取って展覧会を開催したんだろうけど、展覧会入場券のお金はどこに流れてるんだろう」ということを気にしていました。
 こうやってお金を払って展覧会を見にきている私たちもバンクシーにとっては馬鹿っぽいのかもしれないですね。