ドリンクバーへの憧れ
制作意欲が止まらない息子くんでございます。
そのぶん日々の人間的生活がおろそかになっていきますが・・・なんとか人間でいてほしいものです。
コーラが大好きな息子くん、今日はそのコーラを飲むために自宅に置ける自作ドリンクバーを作ったのをご紹介します。
こんなのが出来上がりました
M5Stack Core2の部分(ディスプレイ部分)のタッチパネルの操作でジュースを注ぐことができます。動画ではテストとして水を注いでいます。
段ボールで作った筐体ながら、なかなかいい具合にできてますww
最終的にはM5Stack Core2になって、筐体はダンボールで!
— しろいとり子 (@siroitori0413) 2021年1月9日
おうちドリンクバーいかがですか!#M5Stack pic.twitter.com/g3R5Vwhaye
作り方
材料
- シリコンチューブ 内径4mm 外径6mm
- 2Lペットボトル
- 段ボール
- DC 12V マイクロ真空ポンプ
- M5Stack Core2
- DC-DCコンバーター 2USB 12v To 5v 3a 15w
- DC-DC 直流電圧 コンバータ 降圧型 5v-24v → 0.93v-18v
- ペルチェ素子
- CPUウォーターブロック
- Grove リレー
GROVE - リレー 103020005 SeeedStudio製|電子部品・半導体通販のマルツ
- 5.5 x 2.1mm 3A 12VDC電源アダプタコネクタ
- CPUファン
作るまでの道のり
実はこの部品類、息子くんが「ジュースマシンが作りたい!」という要望のもと、2019年の11月に買いそろえてたんです。
まずはポンプを試すべく、チューブとペットボトルとポンプをつないで・・・ペットボトルつぶすマシーンが完成!
↓ ぐしゃっと見事につぶれるさまが快感!
それからジュースマシン(ドリンクバー)を作成していて・・問題発生!
ポンプOFFにするのになぜか水が止まらない・・・!!
当時洗面所だったかで実験していた当時小6の息子くんにヘルプ要請されて見に行ってみてわかりました。原因は「サイフォンの原理」でした。もしご存知ない方はぐぐってみたらすぐ出てくると思います。
要は、ペットボトルの方が高い位置に置いてあったので止まらなかったんです。
色々と困難な部分があり学校に行けていないし勉強大嫌いでまったくお勉強できてない子なんですが、こうやって学びにつながっているんだなと嬉しく思った記憶があります。
話を戻して。
その時は息子くんの興味がほかにうつってしまったようでそのまま放置。私ももうそんなことすっかり忘れていたのが、ここへきて思い出したように続きを作ってたのがつい先日前。そのとき撮ってた写真を確認したところ、約1年2か月も寝かせてたんですね^^;;
↓ 久しぶりに続きをやろうと思ったらはんだづけがとれてて付け直し。最近よくはんだ付けをしているので以前より上手になっているかな。
最初はラズパイから制御しようとしていました。
さらにラズパイから制御して一定量で止まるようにしている。
— しろいとり子 (@siroitori0413) 2021年1月7日
息子作プログラム名https://t.co/6sgAHYh8MLって命名されてて、大好きなコーラのためのプログラムであることがわかった😂 pic.twitter.com/ohj9bnnbFk
でも最終的には、操作パネルがあるM5Stack Core2を使うようにしていました。
どこがどう繋がっているのかちんぷんかんぷんな私にもわかるように構成図も書いてもらいました。
息子氏にどうなってるのか図を書いてもらいました。
— しろいとり子 (@siroitori0413) 2021年1月11日
書字苦手な子なんだけど英語なら書ける不思議😅 pic.twitter.com/D4lywpB6af
詳細仕様に記載しているのですが、ジュースを止めるとき少しの間で続けてなかなか止まらないです。これは内部で圧がかかっているためです。
ジュースタンク(ペットボトル)内部の圧力をセンシングして制御できたらもっとドリンクバーとしての機能に幅が広がりそうだなと考えているとのこと。
ちなみに圧力センサは、RSコンポーネンツさんが取り扱いが多くて良さそうです!
圧力センサ の通販 | RSコンポーネンツ
さいごに
作り終えてご満悦の息子さん、私に動画の撮影だけさせてさっさと片付けてもう次のものを作り始めていました。(作ったものにはもう興味がないw)
どうやら今のところもうグレードアップさせたりするつもりはないようですが、Twitterではつよつよフォロワーさんから「プラダン使ったら」など嬉しいアドバイスをいただいたのでいつか気が向けばさらに拡張するかもです。
いつもありがとうございます。