今回のブログは母の作品についてです。
ひげのおじさんが飛び出す装置を作りたい
ちょっと前に記事にしたこちらの改造です。
siroitori.hatenablog.com
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このときは、4つあるUSBポートのどれかひとつがあたりで、そこに差し込むと「当たり!」と表示させるというものを作りました。
最初、筐体(ケース)は段ボールでしたが、先日これを3Dプリンターで作ったものにバージョンアップしています。
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これを当初の目的である「ひげのおじさんを飛ばす『危機一髪』にしたい」という目標に向かって頑張っているという話です。
まだ完成していないのでタイトルに「その1」としましたよ。続編がある、はず。
飛ばす機構を考える
「どうやって飛ばすか」です。
パチーンと押し出す仕組みと言えばソレノイド。ですが持っているソレノイド(5V)は力が無いので、どうにか工夫しないと飛ばすことができません。
尊敬するIoT主婦のYさんに相談しましたら、「横からのソレノイドの仕組みにして縦方向にばねを使って飛び出させたら」とクレバーなアドバイスをいただきました。
なるほどー!と感心しながら、「けどいろいろ考えないといけないな」と思ってそこはまだ寝かせてたんです。
そうしたところに、ソレノイド福袋!
↓ 先日の記事の半分から下のほうでソレノイド福袋にふれてます。
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これに入っていた、大きいソレノイド!パワーも強力!おおっこれなら何も考えずに単純にこの上におじさんのせて飛ばせる!
加えて大当たりでソレノイドを制御できる「マルチコントローラーA」もゲットしたので、「M5Stackから飛ばす装置がつくれる材料揃ったやん♪」ってなりました。
3Dプリンター筐体とともに作ってみる
↓ ピンポン音のあと、LEGOの人形が発射されてます^^
制作中〜
— しろいとり子 (@siroitori0413) 2021年1月20日
うまく動かんかったところ息子氏に助けてもろた。
それにしても3Dプリンタで作った箱、微妙な反りのせいでうまくはまらんなぁ。継ぎ目が隙間だらけ。 pic.twitter.com/CFp6Z2iJUm
そう、3Dプリンターの筐体が反ってしまって歪んで歪んで隙間だらけ・・・。
反り方が半端なく…
— しろいとり子 (@siroitori0413) 2021年1月17日
左側が派手に反る!
プレート温度110度まで上げたけどまだ上げてみようかな。ビルドプレートの場所によってで温度にムラがあるのかしら🤔 pic.twitter.com/zqAXxsoa2D
途中でABSのフィラメントが切れたので買い替えたのですが、メーカーは同じなんですがより反ってしまうように。しかも左側が「船ですか」というくらい反ってる!
親切なフォロワーさんからのコメントやネットの情報によると、ABSは特に反りやすく、特に冬場はヤバいとのこと。なので、
・ビルドプレート温度を上げる
・左側から外気の冷気が来ないように段ボールでガード
・ビルドプレートに温度ムラがあるのかもしれないので位置をすこし右寄りにずらす
という対策をして再実行しました。
わかりやすく重ねてみました!
— しろいとり子 (@siroitori0413) 2021年1月17日
上のが派手に反ったときので、下のが設定変えて出し直したものです。 pic.twitter.com/X3CFYLRm7N
上記の通り、結果マシになりました。
あとね、ラフトつけてたはずなのにいつの間にかラフトなしの設定に変わってて気が付いてなかったのもあり。ラフトもつけるようにしました。
と、そうこういろいろやってみましたが、でもやっぱり反ってます。
それでも大雑把な性格の私、設計した全パーツを出力して組み立ててみました。ひとつひとつ平均5時間くらいかかって、全部出力できるのに3日ほどかかりました。それがコチラ↓
各パーツ噛み合うように設計してるのですが、反ってるので輪ゴムでとめてないと形が保てない状態です。
PLAに変えてみるか?とも思いましたが、息子くんがPLAは嫌いでABSに変えてからずっとPLAは買ってません。PLAが嫌な理由は硬くてサポートを外すのが大変だからということらしいです。またPLAはビルドプレートにスティックのりを塗ってないとはがれにくいです。ABSはスティックのり塗ってなくても大丈夫です。
↓ ブログを振り返り、二年前からABS使ってることが判明。
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今回はそのABSから変更してみたくて、PLAでもABSでもなく、気になってたPETGを購入してみることにしました。PETGはABS のような反りがなくPLAのように硬くて扱いづらいこともないというネット情報です。うまくいくといいな。
LEGOで作ってみた
途中、気分転換にLEGOで作ってみました。名作ができました。もしかしたら3Dプリンターで筐体作るよりこっちのほうがいいかも。
先日より、4つのUSBポートのうちどれか当たりという作品USB Bomberをバージョンアップしてソレノイドで飛び出す版の制作を進めているのだけど、3Dプリンタの筐体がうまくならんので気分転換にレゴで作った。名作ができたかもしれん。最後すべり台滑るよ。 pic.twitter.com/CAlr3uxI2g
— しろいとり子 (@siroitori0413) 2021年1月21日
LEGOのおじさんは、やっぱりサイズ的にデュプロ(1歳半から遊べるタイプの一番大きいサイズのブロック)が良いなと思い途中からデュプロに変更しました。この筐体も全部デュプロのブロックで作っています。
これ、不思議と八割方ちゃんとすべり台滑って落ちてくるんですよ。
M5StackにもLEGO互換パーツありますもんね。LEGOと電子工作というのは相性が良さそうですね。またLEGO×電子工作で何か作ってみたいなと思った次第です。
とばされる人材面接会場
「私が飛ばされたいわ!」「いや僕だ!」「ウキキー」
おじいさん「ひげのあるのはわししかおらんわい!わしにきまりだ」
お医者さん「おじいさん身体にさわります。ドクターストップです。ここはわたしが。」
「いやぼくだ」「ぼくだ」「わたしだ」「わたしだ」
消防士さん「ではぼくが」
全員「どうぞどうぞ」
・・・茶番、失礼しました。
久々にLEGOブロックを出してたら、息子くんとめっちゃ遊んでしまっていました。いやぁ大人も子供もブロック遊びは楽しいなぁ。
このすべり台の筒形のブロック、赤ちゃん時代の息子くんめっちゃ好きだったんですよね。いろんなものを滑らせてあげて息子くんキャッキャ笑ってたのを思い出しました。少し大きくなって他の男子が興味持つようなカッコイイものとかは特に興味なく、とにかく入り口があって経路があって出口があるものが異常に好きだったです。今でもそう。入出力の申し子です。
今後について
じつはPETG届きました!
初出力してみましたら、なんときれいに反らずに出力できそうです。というわけでこれで筐体作ってみます。
続きはまた後日ブログに書こうと思いますので、よろしければご覧ください。