カワリモノ息子の技術メモ的な~

カワリモノ息子とその母の技術メモ的な〜

学校が苦手な息子くんの作品とその母の作品、はたまた日常などいろいろを在宅エンジニア母が綴る

『はじめての基板!加熱ツールを使って表面実装を体験しよう!』に参加して、初めてホットプレートではんだづけをやりました


『はじめての基板!加熱ツールを使って表面実装を体験しよう!』に参加してきました

 息子さんは今回パスということで、私だけ参加してきました。

 「女子だらけの電子工作」改め「CuteeWorks」(キューティーワークス)の主催するイベントです。エンジニアカフェで開催されました。
 jyoshidarake.connpass.com

 ▲ 久しぶりのエンジニアカフェ

CuteeWorks

 以前の名称の「女子だらけの電子工作」のときのイベントも何度か参加させていただきました。
 電子工作というとオジサン的なイメージがありますが(※個人の感想です)、その電子工作を可愛くやっちゃおうという感じで福岡では他にはない楽しいコミュニティだと思います。

 ▼ 3年前に親子で参加した時の。
blog.memetan.dev

今回は前回の続きイベント

 今回のは4月にあった前回↓の続きのイベントでした。
jyoshidarake.connpass.com

 この前回のときに会場参加の方たちの分が一括発注されていて、その出来上がった基板に対して今回はんだづけを行うというものでした。前回参加されてない方の参加もOKで、その場合は好きな基板を選ぶことができました。

作業工程

 今回やったのは、基板にクリームはんだ・表面実装部品をのせたうえでホットプレートで加熱してから冷まして固めるというものでした。

個々の基板用に作られたステンシルをのせてからクリームはんだを塗る

 クリームはんだを塗るために、それぞれの基板用の部品の部分(はんだをつける部分)だけ穴があいたステンシルが準備されていました。
 基板の上にずれないようきれいにステンシルを重ねてから、クリームはんだを塗っていきます。

 この穴あきのステンシルは業者に基板発注する時に頼めるものらしいです。

 クリームはんだは注射器のようなものに入っていて、ちょっと怪しげですw
 注入しつつ、ヘラでならしていきます。
 すべての部分にはんだを塗ることができたら、ステンシルをそっと外します。

表面実装部品をのせる

 はんだの上に部品をのせていきます。表面実装部品なので小さい!老眼との過酷な戦いです。
 極性があるものは反対につけてしまわないようによく確認します。
  


ホットプレートで温める

 ホットプレートで温めます。こちらのホットプレートでは温度はMAXにしていました。
 「はんだは有害で体に入るといけないので自宅でホットプレートを使う場合ははんだづけ専用として準備しましょう」ということでした。メモメモ。

 ある程度温まったら煙が出てはんだが溶ける様が目視できます。楽しい!
 煙が出なくなって少し待ったくらいでホットプレートをOFFにしました。

 写真のホットプレートの隣にある青い機械はHAKKOの卓上吸煙器です。

できあがり

 ホットプレートが冷めたら取り出します。 
 おおかた冷めたら電池をいれて動作確認!

 やったー光ったー!

 上の写真のは私がやったやつなんですが、しかしこれ両方点滅せずに点灯してます。本当は、交互に点滅するはずなんです。
 
 なので、よーく基板を見てみると・・・右側のコンデンサがずれていることがわかりました。
 修正すべく、もういちどホットプレートにのせてあたためてまたはんだを溶かしてピンセットでさっと右側コンデンサの位置を戻しました。
 そうするとちゃんと交互に光るようになりました!

 こちらの交互にピカピカ光る回路は「非安定マルチバイブレータ回路」というものだそうです。
 YouTubeの説明動画を見るとなんとなく(本当になんとなく)点滅のイメージはわかりましたが、電子回路の世界は奥が深いですね。

素敵にディスプレイ

 飾り付けが洒落てます。こういうセンス私にはないので本当に尊敬しますね。

 撮影の腕があればもっとオシャンな写真が撮れるでしょう。

これからも楽しみです

 今回のイベント、かなり楽しかったです。
 以前からホットプレートを使ったはんだづけがあるとは聞いてはいたものの体験したことがなかったので、またひとつ経験値が増え賢くなりました。また女性が多くわいわい雑談が挟めるのも楽しい点でした。

 そして私も今回から運営さんに仲間に入れてもらえることになりました!嬉しい!
 皆さんに刺激を受けながら、たくさん楽しいことをやっていきたいなと思っています。