カワリモノ息子の技術メモ的な~

カワリモノ息子とその母の技術メモ的な〜

学校が苦手な息子くんの作品とその母の作品、はたまた日常などいろいろを在宅エンジニア母が綴る

Maker Faire Tokyo 2023 に行ってきました~出展した話~

Maker Faire Tokyo 2023

 Maker Faire Tokyo に初めて出展してきました。アツかった!

 ▼出展した内容は以前のブログ記事参照!
blog.memetan.dev

オリィ部オンライン図工室の展示記録

 私が出展お手伝いをしたブースです。
 人が多くネットワーク(LTE)環境がやばい状態で通信系がきつかったです。想定はしていましたので、やっぱりかという感じでした。
 オフライン動画を準備していたのがやはり役に立ちました。

おすもうバトル

 ソレノイドでうごくおすもうゲーム。
 「5Vソレノイド単体でそのままのソレノイドの動きを使ってキャラクターを動かすのが面白いですね」と意見をいただき嬉しかったです。

 この基礎部分は私が作成したもので今までは3Dプリントの箱に顔を描いた紙が張り付いているというなんとも簡易的なキャラクターが動いていたのですが、同じオリィ部員の3Dプリンタでミニチュアを作るのが得意なメンバーにより新しいキャラクターが生み出されました。
 手前の丸いレーンにいる2体がそれで、なんとLEGO互換!
 ブースに遊びに来てくれた子供たちが腕の部分に新たにLEGOをくっつけて強いキャラクターを作ろうとしていました。

 また、動きも改良してありソレノイド1つなのに両足を交互に出して歩いているように見えるものもあり、さすがだなあ!と感心しました。

 自分が作ったものがほかの方により改造・改良されるのは初めての経験でしたがとても嬉しいですね。

obniz とソレノイドで 遠隔対戦もできる!おすもうバトル | ProtoPedia

遠隔猫じゃらし

遠隔ねこじゃらし | ProtoPedia

 OriHime制御でアームワンダを操作するバージョンのものを展示しました。
 OriHimeは真ん中の白いロボットであり通常は遠隔から人が操作します。この遠隔操作時にOriHimeにいろいろなリアクションをとらせてポーズをつけることができるのですが、このときの手の角度により猫じゃらしを動かすトリガーとしています。
 角度の検知にはM5StickC Plusを使用しています。

 ※ OriHimeは「株式会社オリィ研究所」の製品です
 ※ アームワンダはおぎモトキ氏が開発したものをオリィの自由研究部でも展開協力している装置です

紅白はたあげゲーム

 これもとても人気で子供たちがスイッチをしきりに押していました!
 人はスイッチがあると押したくなる生き物ですね。

車載カメラつきtoioでリモート探検ごっこ

 私はMaker Faire両日ともだいたいここの説明をしていました。

車載カメラつきtoioでリモート探検ごっこ | ProtoPedia

 トミカのまちの見た目で皆さん興味を持ってくださったのでしたが、1日目なんと全然動きませんでした・・。ネットワーク不調が一番の要因だったのですが、それでもまったくつながらないので試しにとプログラムの再書き込みを行ったらカーネルパニックが発生するようになり。

 カーネルだけじゃなくてわたしもパニックです。

 遊んだ時の動画をループで流すようにしておき、足を止めてくださった方のために動画視聴を促しつつ説明だけはしていたのですが、動かないと面白くもなんともないですよね。

 1日目ホテルに戻ってから息子さんも手伝ってくれて原因究明に勤しみましたが努力むなしく解決せず。寝落ちしてしまったので2日目の朝も頑張りましたが無理でした。

 それでも少しは見た目に動かせるようにと、ネットワークへの接続はあきらめ2日目はてM5StickCのボタンを押してBLEだけで直進するようにプログラムを修正しました。車載カメラ映像はタブレットから見えるようにし(画像のエネオスの上にあるのがそのタブレット)、直進しかできないんですけど、子供たちは充分遊んでくれました。

 大人の方たちからは「ミニチュアの世界に入ったようで楽しいですね」「バーチャルみたいに遠隔対戦なのにリアルで動くのがいいですね」とたくさん嬉しい言葉をいただきました。

 あとタイムラグは大丈夫でしたか、という質問が一番多かったです。「やってみないとわからないなと思ってやってみましたが案外いけました」と回答しました。

牛乳パックアームで缶バッチすくい

 オリィ部で募集したデザインを缶バッチにして、なおかつそれを牛乳パックでつくったロボットアームですくうという企画。
 牛乳パックアームは材料を準備していてその場で作ることもできるようにしていました。

 通りかかりの妖怪さんも参加してくれました!
 最後に作ったアームにおめめのシールを貼れるようにしてたんですが、ちゃんとご自身のスタイルとあわせて1つだけ貼ってましたw

アスレチックゲーム

 オリィ部の中のVR部メイン企画で、みんなで作ったclusterのアスレチックゲーム。
 本当は自由に遊んでもらえるようにPCを準備しておくつもりだったですが、ネットワークが不安定な関係で断念。

 当日はブース内の一番大きな画面で、作成時の様子ダイジェスト版を流していました。


さいごに

 今回は自分のところの出展記録だけを書きました。
 オリィ部の活動について興味を持ってくださった方も多くいらっしゃいました。今後ものづくりメンバーが増えるといいですね。

 空き時間に見て回ったほかのブースも楽しかったので、それはまた別途書こうと思います。

 わざわざご挨拶に来てくださった沢山の方々どうもありがとうございました!
 すごくすごく、嬉しかったです!

 出展準備は大変でしたが、オリィ部オンライン図工室の皆さん本当に親切な方ばかりで楽しかったです。一緒に頑張りました。ありがとうございました。
 ものづくり最高!

 ▼そうそうオリィ部の仲間もOriHimeで遊びに来ていて話題になっていました。